人間はどこまでチンパンジーか?

書き手:犬山市立図書館 K

人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

人間はどこまでチンパンジーか?―人類進化の栄光と翳り

所蔵図書館 資料番号 請求記号
犬山市立図書館  110799343 SR/489//
大阪市立図書館  0000351654 469//1993


1.この本を選んだわけ


記念すべき1冊目は、犬山市立図書館の「サル文庫」から選びました。
『銃・病原菌・鉄』が朝日新聞ゼロ年代の50冊」第一位に選ばれた、今をときめくJ・ダイアモンド氏の著作です。

なぜ犬山でサルなのか?
それは、市内に「京都大学霊長類研究所」があるからなのです。
京都大学霊長類研究所http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/index-j.html



2.こんなひとにおすすめ


ヒトが、どのようにして哺乳類の一種から現在のような存在になったのか、その要因を様々な角度から探っていきます。
日常を離れ、遥かな時間を飛び越える「俯瞰」のロマンの旅に出たい方におすすめです。

この本を読んだ後は、モンキーセンターのサルたちを眺めながら、進化の不思議に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
日本モンキーセンターhttp://www.j-monkey.jp/



3.こちらもどうぞ


動物園ということでもう一冊。

動物たちの不思議な事件簿

動物たちの不思議な事件簿

所蔵図書館 資料番号 請求記号
犬山市立図書館  111503231 / 480/ /
大阪市立図書館  0000847467 480//

中日新聞に、京都大学霊長類研究所を逃げ出したサルが戻ってきたという記事が掲載されましたが(2010/07/06夕刊)、どうやらサルたちはちょくちょく動物園から逃げ出しているようなのです。
そのような、動物たちの驚きのエピソードを集めたのがこの本。
ヤギと友だちになったオオカミ、飼育員をだましておやつの二重取りをするゴリラなど、思わず興味をそそられる話題が満載です。