【テーマ:脱出の日の本】生き残る判断 生き残れない行動
書き手:犬山市立図書館(K)
- 作者: アマンダ・リプリー,岡真知子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/12/17
- メディア: 単行本
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所蔵図書館 | 資料番号 | 請求記号 |
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犬山市立図書館 | 112239041 | /369 / / |
1.この本を選んだわけ
2月26日は「脱出の日」なんだそうです。
理由は、1815年、ナポレオンがエルバ島を脱出してパリに向かった日だから。
流刑のない現代日本では、ナポレオンのような理由で脱出するひとはあまり居ないかもしれません。
ですが、何かの拍子に閉じ込められたり、自由な行動が制限されてしまうことはありますよね。
たとえば、雪。
今年はふだん雪の少ない地域でもずいぶん降りました。
積雪による思いもよらぬ状況から「脱出」を強いられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今回挙げたのは、主に災害や事故からの脱出についての本です。
9.11テロや、ハリケーン・カトリーナなどに遭遇した人々にインタビューを行い、そのとき何が起こったのか、またそのときの心理状態はどうだったのかを克明に描いています。
2.こんなひとにおすすめ
「避難訓練って変わりばえしないな〜」「もう分かってるよ」なんて思ったことのある方(私のように…)におすすめです。
訓練に参加する方、しない方、そして訓練を企画する方、すべての方にとって興味深い内容になっていると思います。
この本に描かれている緊急時の心理状態は、非常事態に遭遇したことのない方(私のように…)にとって、驚くべきものではないでしょうか。
ドキュメンタリーとしても迫力がありますので、そういったノンフィクションがお好きな方にも。
3.こちらもどうぞ
いざ脱出!となったら、目印になるのは……そう、「非常口」のあのマークです!
非常口以外にも、様々な標識で描かれている「人型」のピクトグラム(絵文字)。
それを「ピクトさん」と名付け、紹介しているのが、この本です。
- 作者: 内海慶一
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2007/04/20
- メディア: ペーパーバック
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所蔵図書館 | 資料番号 | 請求記号 |
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犬山市立図書館 | 111868527 | / 727/ / |
私たちに注意を促すため、日々活躍しているピクトさん。
ぜひ身近なところにいるピクトさんを探してみてください。
それが、いざというときの「脱出」の備えになるかもしれません。